2019年07月16日

『恋愛カルテット リトルプリンセスの恋愛相談』

箕崎准 先生が贈る新作は、小説家となった少年が勝気な美少女からの恋愛相談に対応する
うちに互いの想い人の恋愛模様にも触れていく顛末を描く、恋と青春の学園コメディです。
(イラスト:睦茸 先生)

https://ebten.jp/p/9784047355507
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889879351


ある事情から一人暮らしをする“姫那”を思って“一冴”の母がアパートの隣部屋を用意
することになり、とある秘密を握られた彼は彼女から級友の“淳也”との恋を後押しする
ことに。その過程で彼の想い人である“凛々菜”と“淳也”との交際の噂を耳にする──。

喜怒哀楽、感情がコロコロと変わる“姫那”に振り回されっぱなしの“一冴”が少しずつ
彼女への思い入れが相まって胸中複雑になる機微が微笑ましい。その彼女も恋する乙女と
しての可愛らしさや、“淳也”へ一途に向かっていく芯の強さを魅せてまたいじらしい。

好きな人がいるという“淳也”が“姫那”の想いにどう答えるか。“一冴”に意味深長な
言動を示す“凛々菜”がとった意外な行動の意味は。“トーリ”ってそういうことか、と
四者四葉の青春と恋愛模様をのぞかせる展開は先々が気になるところ。続刊が楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2019年07月15日

『子守り男子の日向くんは帰宅が早い。2』

双葉三葉が贈るほんわか学園ラブコメ。第2巻は“日向”が夏休みに偶然出会った美女から
出されたある宿題の回答を探す内に自分の過去と向き合いながら未来を思い描いていきます。
(イラスト:なたーしゃ 先生)

https://sneakerbunko.jp/product/komoridanshi/321903000009.html
https://ncode.syosetu.com/n0637ew/


親つながりでなし崩し的にキャンプへ行くことになる“日向”たち。その準備の道すがら
路上で弾き語りをする“霧子”から向けられた複雑な想いの眼差し。それが彼の生き様を
変えるきっかけになるとは露知らず。“蕾”を可愛がる“悠里”は相変わらず、ですが。

みんなと一緒に高校生をする、と“悠里”の思惑通りに臨む花火大会で“日向”が偶然に
再会する“霧子”から提示された問いかけ。“蕾”にも関係する質問にどう答えを出すか
思いを巡らせる彼に隠れて一人胸の内を吐露する“日和”の感情がもどかしくて切なくて。

宿題を出した“霧子”の過去。重なり合う家族の絆。答え合わせという形で、“悠里”と
また違ったアプローチで“蕾”と共に生きる、その生き方を見直させた“霧子”の存在が
大きく感じられました。“日和”が呟いたあの一言も胸に響きます。続きが楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2019年07月14日

「好きなライトノベルを投票しよう!! 2019年上期」エントリー


幼なじみが絶対に負けないラブコメ
 【19上ラノベ投票/9784049125245】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/186157715.html

野良猫姫と言葉渡しの王
 【19上ラノベ投票/9784041083741】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/186126528.html

子守り男子の日向くんは帰宅が早い。
 【19上ラノベ投票/9784041078754】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/185534781.html

継母の連れ子が元カノだった(2)
 【19上ラノベ投票/9784041082553】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/185958268.html

天才王子の赤字国家再生術(4)
 【19上ラノベ投票/9784815602727】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/186218510.html

友達の妹が俺にだけウザい
 【19上ラノベ投票/9784815601874】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/185897812.html

クラスメイトが使い魔になりまして
 【19上ラノベ投票/9784094517910】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/186071532.html

辞令 王子征四郎、高校入学を命ず
 【19上ラノベ投票/9784042560937】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/185893570.html

Unnamed Memory(1)
 【19上ラノベ投票/9784049122671】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/185454690.html

リアデイルの大地にて
 【19上ラノベ投票/9784047354692】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/185880210.html



◆ 好きなライトノベルを投票しよう!! - 2019年上期
 https://lightnovel.jp/best/2019_01-06/

posted by 秋野ソラ at 00:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2019年07月12日

『レイジングループ REI-JIN-G-LU-P 3 生贄の蛇』

アドベンチャーゲーム「レイジングループ」のシナリオライター、mphibian 先生が自ら
小説版の執筆に臨む本作。小高和剛 先生の解説に推されつつ、第3巻が堂々の登場です。
(Illustration/影由 先生)

https://www.seikaisha.co.jp/information/2019/05/30-post-rlfic3.html


「血笑み」には驚かれましたが“陽明”の思惑どおり関係者として宴に臨むことができた
ようでまずは一安心。着目点を変えて新たに分かること、ルールを再確認して見えてくる
宴の抜け穴。この探り合いも今後どう関与してくるか、恐いもの見たさな要素があります。

加えて今回の宴はそれぞれ役割が異なる、ということで改めて駆け引きが始まる訳でして
ここもまた前回の知識が活かせたり、そうでなかったりと“陽明”の攻めの姿勢が窺える
面白い展開を魅せてきます。「僕がもうやったから」に対する反応が思わしげな所とか。

更に「おおかみ」が3人いることで、単に正体を掴んだとしても安易にくくれないという
もどかしさが巻末にも表れていて、今後どう裏をかいていくのか興味津々。死に戻りにも
悪影響を及ぼしそうな何かを予感させて気になりすぎるので、次巻も待ち遠しい限りです。

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2019年07月11日

『六畳間の侵略者!? 32』

健速 先生が贈る人気シリーズ。通算34冊目は六畳間の面々が2年という時を経て迎える
部活対抗障害物マラソンを舞台にフォルトーゼの技術を巡り暗躍する者たちと戦います。
(イラスト/ポコ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/846.html


物語の中で2年という時が経過した、という事実に改めて驚かされると共に、掛けた時間
によって“孝太郎”を軸とする六畳間の面々がここまで心境を変えることができたのかと
思うと感慨深い気持ちがあふれます。彼女たちの何気ないやり取りの数々が実に愛おしい。

“孝太郎”らが気持ちを新たに体育祭に臨む中でフォルトーゼの技術を盗もうとする輩に
気付いた彼らが目をつけた“ブラウン”博士の不可解な行動。そこに想定外の悪意を見た
彼らが問題解決の難易度を感じた時点で今後も厄介になりそうな敵であることが窺えます。

話の一端を担う“エミリー”を救うべく“賢治”が一役買って出ることで青騎士の物語に
少なからず彼や妹の“琴理”も関わっていくのだろう、と予感させる展開でした。今回も
“ゆりか”には同情しかないですね。新たな敵にどう立ち向かうか、次巻も楽しみです。

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2019年07月10日

『ネクロマンサー少女1』

天乃聖樹 先生の「小説家になろう」投稿作が書籍化。魔族との戦いで勇者に裏切られ命を
落とした親友を救うべくネクロマンサーの少女が秘術で時を遡り、冒険譚をやり直します。
(イラスト : 手島nari。先生)

https://herobunko.com/books/hero80/10074/
https://ncode.syosetu.com/n1424ez/


魔族の盟主“業火の王”を前に歯が立たない救世の英雄“ブリギス”は力ある精霊術師の
少女“ローズ”を囮に逃走を図る。彼女を救えなかった“ネネ”は過去へ戻り英雄たちに
先んじることで彼女が力に目覚めるのを阻止し、結果として命を救うことを決意する──。

死者を操るネクロマンサー“ネネ”が英雄の血筋もなく、ろくでなしの“ブリギス”らを
どう出し抜いていくのか。2度目の冒険という利点を活かしそれを成し遂げていく彼女の
活躍が見せどころの一つ。“フラン”がいいアシスト役を果たしてくれて話の動きも良い。

そして助けたいがゆえに親友と距離を置く“ネネ”と、彼女を知らないはずなのになぜか
気になって仕方がない“ローズ”。2人の切なくて頑なで、それ故に心温まるやりとりに
目を惹かれていく自分がいました。“ネネ”は親友を救えるか、続きが気になる物語です。

posted by 秋野ソラ at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2019年07月09日

『学園騎士のレベルアップ! レベル1000超えの転生者、落ちこぼれクラスに入学。そして、』

三上康明 先生の「小説家になろう」投稿作が書籍化。前世の記憶と能力を活かし未曽有の
高レベルを有する少年が、貴族偏重の環境で底辺からの改革に挑む学園ファンタジーです。
(イラスト:100円ロッカー 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/release/#978-4-08-631316-2
https://ncode.syosetu.com/n7942ff/


王立学園騎士養成校に首席で入学しクラス分けを前に一人ほくそ笑む“ソーマ”。彼には
スキルレベルを自分で確認できる能力があり、効率よく合計技能レベルを1024まで上げた
実績があるからだ。どこに配属されるか胸を躍らせつつ、彼は判定機に手を添えるが──。

1024という数字に「なるほど」とSE的な感心を覚えつつ、1024レベルであることも信じて
もらえず、落ちこぼれたちが集う黒鋼クラスでくすぶる・・・なんてこともなく、学園の闇
を前にしてもクラスを巻き込んで落第者を出すことなく立ち向かっていく展開が爽快です。

とりあえず“リット”が男のルームメイトとしてどこまで上手く立ち回れるかが興味津々。
あと貴族連中の態度が鼻につく中で“キール”が出来た人間すぎて先々心折れないか心配。
高いレベルを活かしてどこまで躍進できるか、“ソーマ”の将来と共に続きに期待します。

posted by 秋野ソラ at 01:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル